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METAのAIとARグラスが成長を牽引!Q3決算で注目すべきポイントとは?

meta

AI技術の導入と広告市場の回復によって、METAの成長はますます加速していますが、果たして今が投資のタイミングなのでしょうか?

 

2024年の第3四半期決算(10月30日発表予定)を控え、METAはどのような成長を見せているのか?

今回は決算前のMETAについて最近の動向含めて考察していきたいと思います。

 

それでは考察いきましょう。

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METAの株価情報

meta_chart

チャートは私の画面です。

移動平均線は水色が200日線、紫が50日線、黄色が21日線、ピンクが10日線。

 

銘柄:AMZN

株価:576.93$(2024.10.16現在)

年初来:+62.99% 

出典:Yahoo Finance: Meta Platforms, Inc. (META)

METAの決算書:Meta - Financials

 

 

 

そもそも、多くの人がMETAという名前を聞くと、FacebookInstagramといったソーシャルメディアをすぐに思い浮かべると思いますが、意外にも最近のMETAはさらにその先を見据えたビジネス展開を行ってるんです。

METAの成長要因とは?

METAは広告収入が主要なビジネスモデルで、デジタル広告市場において21%のシェアを持つ強力なプレイヤーでもあるんです。

 

2022年には広告市場全体が減速したものの、2024年には市場が回復し、METAは特に広告費の増加によって好調な成績を収めてきました。

 

注目すべき点ですが、METAが開発したAI搭載のARグラスです。

このARグラスはRay-Banとの協力によって開発していて、すでに好調な販売実績を示しています。

 

これによって、METAは新たな収益源を得つつ、デジタル広告だけに依存しない事業展開を進めています。

事業のポートフォリオを拡張している感じがしますね。

 

また、METAの第2四半期では前年同期比で22%の売上成長を記録していて、第3四半期も引き続き広告市場の回復による成長が期待されています。

 

eMarketerによると、2024年のデジタル広告支出は記録的な水準に達する見込みです。これはMETAにとって非常にポジティブな要素で、今後の成長を強く後押しすると思います。

METAの財務状況:強力なフリーキャッシュフロー

METAは広告収入だけでなく、フリーキャッシュフロー(FCF)の高さでも注目されています。

 

前四半期には、28%という高いFCFマージンを維持しつつ、AI関連の設備投資も増加しています。

 

これにより、将来的な収益の伸びが期待され、非常に魅力的な企業となっています。

 

さらに、METAは今後の成長を見越してR&D(研究開発)に大規模な投資を行っていて、AIや機械学習を活用した広告パフォーマンスの向上にも力を入れています。

 

この点が、他のデジタル広告プラットフォームと差別化される要因となっています。

METAのAI戦略と成長の見込み

METAは、広告ビジネスにおいてAI技術を活用することで大きな成果を上げてきましたが、先ほども述べた通り、その取り組みだけではないんですね。

 

METAのAI戦略は、企業の基盤を強化するための鍵として位置づけられており、広告だけでなく幅広い分野に展開されています。

 

例えば、METAが進めるLLaMA(Large Language Model)プロジェクトは、AIを活用して大規模なデータ処理を行い、ユーザー体験の向上や広告のパーソナライズに貢献しています。

 

これは、先日の記事で書いたMicrosoftの競合になる部分になります。詳しくはこちらの記事を参照ください。

 

stocksheep.hateblo.jp

 

 

この技術により、広告主はよりターゲットに合った広告を効率的に配信できるため、ROI(投資対効果)が向上しています(出典:ai.meta.com)。

 

さらに、METAのAIは、単なるデータ処理だけでなく、コンテンツ生成にも応用されていますよね。

 

皆さんも最近ではAIを使ってコンテンツを作ったりしていると思います。

InstagramFacebookでは、AIによって自動的に最適化された投稿やストーリーを作成できる機能が導入されていますし、ユーザーや広告主の両方に大きなメリットを提供しているってことになります。

 

METAは、AIを活用した新技術やプロジェクトを積極的に推進しており、将来的にはさらに広がる可能性が高いです。

 

特に、AR(拡張現実)技術メタバースといった領域での成長が期待されていますし、これらが企業の次なる成長要因になると予測されています。

 

METAのAI戦略は、ただ広告収益を拡大するための手段ではなく、企業全体の革新と多角化を図るための重要な要素です。

 

これにより、METAは競争が激化するデジタル広告市場で独自のポジションを確立し、他社に対して優位性を保っていると思います。

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第4四半期に向けた期待

第4四半期はホリデーシーズンやブラックフライデーといった消費者支出が増える期間であり、これがMETAにとって大きな追い風となると思います。

 

これにより、第4四半期の売上ガイダンスは44〜45億ドルに達する可能性があり、前年同期比で12〜13%の成長が見込まれています。

 

羊から見て、METAの評価は、他のビッグテック企業と比べても結構魅力的です。

株価収益率(P/Eレシオ)は24.2倍と、同業他社に比べて割安な水準にありますし、これにより、投資家にとっても買い時とされており、今後さらに評価が上がる可能性がありそうです。

リスク要因と今後の見通し

一方で、METAは広告市場に依存しているため、市場全体の景気変動に敏感ですね。

2022年の広告市場のスランプは同社に打撃を与えましたが、今後も景気変動が続けばリスクとなり得ます。

 

また、サイバーセキュリティや独占禁止法のリスクも無視できない要素です。

それでも、METAはAIとARの分野での革新を続けることで、広告市場以外にも新たな収益源を確保しようとしています。

 

特に、AIを活用した広告のパーソナライズや、今後のAIチャットボットなどの技術が、競争力をさらに強化するのではないでしょうか。

結論:METAは今後も成長が期待できる銘柄

META Platformsは、広告市場の回復とAI技術を活用した新たな製品開発により、今後も成長が期待できる銘柄だと思います。

 

第3四半期の決算発表では、さらなる強い業績が期待されていて、特に第4四半期に向けた売上ガイダンスも注目ポイントです。

 

現在の評価水準も割安感があり、長期的な成長ポテンシャルを持つMETAは、魅力的な選択肢ですね。

 

羊の雑記

METAは2022年の秋にだいぶ下がって、どうなることかと思いましたが、

そこから不死鳥の様に復活しましたね。

 

あとAR系ですが、APPLE Vision Proとか重くてつけたくないんですよね。

やっぱり、眼鏡感覚でつけれるのが軽くて気楽でいいなと思うこの頃です。

 

まあ、羊なのでかけれませんが…。

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注意事項

当ブログの記事内容は情報提供を目的としており、特定の投資行動を推奨、投資の助言を行うものではありません。

投資判断はあくまでご自身の責任で行ってください。

 

各銘柄のリスクや将来の見通しについては、必ずご自身で確認し、慎重に検討をお願いします。

マーケットの動向は変動しやすいため、最新の情報を基に判断することが大切です。